2008年10月16日木曜日

腰痛と戦うブーリスト

正直言って、ペタンクを取り巻く環境はお年寄りが多いものの、あまり腰痛についての悩みが聞こえて来ないのは何故だろう? 同じテラン内の往復とは言え、歩いたり、立ち続けてたりする事が健康維持となっているのでしょうか? 私は以前のエントリーで触れましたが、椎間板ヘルニアの手術を25年ほど前に行いました。 この時は部活にできるだけ早く復帰したくて、医者に頼んで手術してもらったのですが、大学病院ながら、まだ内視鏡手術ではなく、背中を開いて幹部のヘルニア部分を切除すると言う手術でした。 12年ほど前に筋トレで最もハードなオリンピック・コンポジションの最中にグキっと行って歩けない状態になりました。 以前と同じ大学病院に行くと、筋肉や神経がぐちゃぐちゃに癒着しており、開けるだけでもリスクが高いと、手術を拒否されてしましました。 なす術もなく、ブロック注射(脊髄麻酔)を打たれる日々に、格闘家人生の終わりと、結婚もしてないのにと、落ち込んだものです。そんな話しを当時の米国のビジネスパートナーにメールすると”手術は絶対にするな! 僕の家内は看護師で良い方法を知ってる。とにかく本を一冊送るから、先ずそれを読め!”と返信が来ました。3週間も会社に行けず、ベッドでパソコンを使ってこなせる範囲の仕事をこなす日々でしたので、届いた本はすぐに読破しました。アメリカで腰痛を専門とした整形外科医が書いた本でした。 その内容は人間の潜在意識が不都合な事、ストレスなど総じて”怒り”がスレッシュホールド以上に達すると、弱い所に痛みを発生させると言うものでした。 そんな馬鹿なと思いながらも読み進めると、いくつも挙げられる実例に自分の性格がマッチしている事が分り、”なるほど”と心境が変わり始めた所から、どんどん腰は楽になりました。 最も感銘を受けたのは、筋トレで痛めた場合、通常の医者は辞めろと言うだろうが、怒りから来る潜在意識による警告ならば、好きな事は続けストレスにしない事だと書かれていた事です。 さっそく片脚を引きづりながら(腰の椎間板ヘルニアの多くは脚に痺れや痛みを併発する)ジムに行き、上半身のトレーニングから再開しました。 格闘技も復帰し、99年の世界大会を最後に引退するまで続ける事ができました。 正直、この本は腰痛になる理由は書かれていますが、それを解消する方法があまり具体的に書かれていません。 私はこれを呼吸法や温感治療または自己暗示を用いて、MRIの物的証拠を覆し、完治しました。 完治と言っても、時々痺れたり、雨の予報を腰痛でしたりできる状態ですが、そのつど精神的にあるいは、前述の方法で対処する術を学んだのです。 怪しい宗教のようなものでは決してありませんよ! このアメリカ人の友人が送ってくれた本に感謝し”腰痛で困ってる人のために翻訳をしよう!”と思っていたら、写真の翻訳本が出版され、喜んだものでした。 それから腰痛や椎間板ヘルニアに悩む友人達に貸すために、数冊持ってます。 もし腰痛に悩んでいるブーリストがいらっしゃるのであれば、一読の価値はあると思います。 写真の著者名で検索すると複数の著書を簡単に見つける事ができます。

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

お世話になります
毎回 興味心身で読ませて頂いております
腰痛!この痛みは当事者しか判らないかも
病歴38年の椎間板者です
ティ-ル ポワンテの快感が苦痛を吹き飛ばします 筋トレ効果は精神的に自分を助けてくれてます これだけ汗を流し 集中すれば
神のご加護が! とか 精神的な拠り所です
今回の腰痛BOOK 早速 読ませて頂きます

beach petanque and cigar さんのコメント...

hidemiさん、コメントありがとうございます。私はペタンクが大好きなのですが、如何せん腕前がまだまだなのと、経験も少ないので、先輩方とは違った切り口で、しかも自分らしい記事を発信できればと書いてます。また馬鹿な事書いてるな~と笑いながら読んで頂けると嬉しいです。本がhidemiさんのお役に立つ事を祈りつつ。