2009年1月6日火曜日

新連載:ペタンクへの他のスポーツ経験の応用

まだ挨拶が済んでいない皆様、本年もよろしくお願い申し上げます。
元旦から、氷点下であろうと、テランが凍っていようとペタンクに興じている私は、初投げをブログに記載する暇もないほどです・・・ クリスマスに対戦したF田さんのポワンテ技術と、K山さんから頂いたDVDを参考に、投げ方をいじっており、頭の中がこれで一杯。 それでも、フランスのBさんが言っていた”まだ投げ方に拘っているの?フィーリングだよ!”と言う一言も頭の隅に残っており、悩ましい限り。まるで故ブルース・リーの名言”Don't think, Feeeeel”のよう・・・
ペタンクのための筋トレは長い時間を掛けての人体実験であり、継続中。 連載していた時、楽しかったので、私の頭の中を過る様々な事を整理してみようと新連載企画を思いつきました。 家内はバレーボールで人格形成や生活をしてきた人間なので、全てバレーボールで培った経験や感覚を、主に右脳を使ってペタンクに役立てているようです。 勝負に対する執着心などは尊敬に値するものですが、教わろうにも、ズバっととか、スパっととか、某名誉終身監督のような言葉しか引き出せず参考になりません。仕方がないので、私自身が過去に経験したスポーツなどから、ペタンクに役立ちそうな所を抜粋し、色々試してきました。 誰でも何かしらの経験則や成功例、そして失敗例を心に持っていると思います。ペタンクに使えるかどうかは、相変わらず分りませんが、ブレインストームしてみたいと思います。
そんな中、面白いブログサイトを見つけてしまいました。 勝手ながら紹介させていただきます。 私が考えていた事を、ほぼそのまま、プロのトレーナーが書き記してくれています。 筆者が格闘家の経歴もある事が、尚更私の経験とダブり、私には非常に分りやすいのも嬉しいです。一部抜粋してみます:
ゴルフで言えばアドレスからテークバックそして切り返しスピードを生むために体はリラックスしていなければなりません。しかしインパクトの瞬間で体が緩んでいる場合は相手にエネルギーは伝わりません。インパクトの瞬間に体が流れてはいけません、インパクトの瞬間において、体はしなったシャフトから鉄の棒にならなければなりません。インパクト後は股関節の極めを解いてまたリラックス状態でのフォーローです。インパクトの瞬間にクラブヘッドに貯めていた最大限のエネルギーをいっきに解き放つのです。極まっていない関節は衝撃を吸収します。衝撃を吸収するということはエネルギーが分散(逆流)するということです。
これって、まるっきり私のゴルフ狂時代に父から口酸っぱく言われた事そのままです。 このサイトを読めば私の連載は必要ないような気もしますが、まあ、私の道楽ですからやりましょう。 
今回は連載の趣旨説明のみ。

2 件のコメント:

Huey さんのコメント...

私は以前、弓道の達人の本を薦められて読んだことがあるのですが、そこに書かれていたのは精神的なことが主だったような気がします。弓道においては真、善、美を尊ぶそうです。著者はかつて全国大会を何度も制し、得点を挙げる安定性については並ぶ人がいなかった時代があったそうです。しかし、ある名人から、指摘されたことを契機にスランプに陥り、かなり長い間苦しんだそうです。成績が良かった時代はテクニックでは誰にも引けを取らなかったようですが、ある名人に指摘を受けたことというのは、「あなたの弓には雄大さ、美しさがない」というようなことだったようです。つまり、点を取るという結果からすれば他を制していても、優雅さや、スケールの大きさといったものが兼ね備わっていない弓では真の大家とは言えないというのです。その後、長いスランプを経て、著者自らが気づいたことを実践し、やがて、自他共に認める名人になったというような本でした。(著者名も署名も忘れてしまいました。ごめんなさい)その中に矢が放たれる瞬間というのは、自分で矢を放つのではなく、時が来て自然に放たれるのだということが書かれていました。これはティールを投げる瞬間、ポルテを投げる瞬間と、相通じるものがあると思うのです。投げるのではなく、体と精神が一体となり、ただボールの行方に精神を集中し、極まったところで自然にブールが放たれる。こういうことかななどと思いました。
もうひとつ私の信条として、美しいフォームでありたいと思うのです。ヨーロッパの一流の選手を見ていると、実にやわらかく、流れるようなフォームをしたプレイヤーが多いように思います。仮に、機械のように正確にティールをしたり、ポアンテを決めても、ロボットのような動きでは私にとっては魅力的ではありません。それは、私のこだわりなのです。私のフォームが美しいわけでは到底ありませんが、少なくとも私はその方向を目指したいと思うのです。もちろん、美しいフォームは結果にも結びついていくと信じているのです。すいません。くどくどと書いてしまいました。

beach petanque and cigar さんのコメント...

Hueyさん、興味深いコメントありがとうございます。特に武道系は人格形成の鍛練でもあるので、美しさも求められますね。でも例えばゴルフなら、タイガー・ウッズのスイングを見て格好悪いと思う人は居ませんよね。極めてる人は個性的でもスタンダードでも、美しく、動きが理に適っている事が多いですね。その本、読んでみたいなー。思い出したら教えて下さい。